仮想通貨 仮想通貨の税金計算と確定申告

クリプタクトの料金プランと特徴まとめ - 仮想通貨初心者にもおすすめできるか解説します(2023年1月版)

2023年1月5日

仮想通貨の損益計算がかんたんにできるサービス
クリプタクト」の紹介です。

昨年、仮想通貨で一定の利益を上げた人は
今年の2、3月で確定申告をし、税金を払わないといけません。

とは言え、仮想通貨の損益計算はややこしく
投資初心者さんじゃなくても難易度が高いんです…

そこで、今回紹介するクリプタクトや
別記事で紹介するGtaxを使うことで、
以下のことが簡単にできるのでおすすめです。

クリプタクトやGtaxを使うメリット

  1. 1年間の仮想通貨の損益が自動計算される
  2. すべての仮想通貨取引履歴一覧を保存できる

ただ、「初心者にはかなり難しくない?」
「本当にかんたんに計算できるの?」
「どれくらいの費用がかかる?無料でできるの?」

という疑問も多いと思うので、今回はそれらに応えつつ、
クリプタクトの機能や特徴、最適な料金プランなどを解説します。

クリプタクトの機能や特徴まとめ

まずは機能や特徴からまとめます。

クリプタクトの機能や特徴まとめ

  • 仮想通貨の取引履歴をアップロードするだけで、損益を自動計算
  • 取引所とAPI連携で履歴を取得。CSVの面倒な操作もカット
  • 対応取引所は80以上。海外取引所にも対応。DeFiも対応
  • ビットコインやイーサリアムなど多数の仮想通貨銘柄に対応
  • 取引件数や使用取引所に応じた7つの料金プラン

仮想通貨の取引履歴をアップロードするだけで、損益を自動計算

仮想通貨の取引履歴をアップロードするだけで、損益を自動計算

ざっくりですが、クリプタクトを使った
損益計算の方法と流れを以下のとおりです。

  1. クリプタクトにアカウント登録
  2. 仮想通貨の各取引所から、取引履歴をダウンロード
  3. クリプタクトに取引履歴を、すべてアップロード
  4. あとはクリプタクトが自動計算

取引履歴は、各取引所から
CSVという形式のファイルをダウンロードします。

*CSVとは↓エクセルファイルみたいなものです。

取引履歴CSV

自動計算の結果、出てきた最終損益を確認し、
一定の利益が上がっていれば、
確定申告書類にその数字を書くだけ。

流れはとてもシンプルで、
これと言って複雑な作業はありません。

具体的に、どうやって仮想通貨の税金計算をするの?

ただ、「どのようにCSVをダウンロードするの?」
「アップロードってどうやればいいの??」

この辺りの手順が、最初はややこしいと思うので、
↓別の記事でくわしく解説します。
合わせてチェックしてもらえれば幸いです。

初心者でもかんたんに計算できるの?

初心者でもかんたんに計算できるの?

この段階で「えぇ…ややこしいなぁ…」
と思った方も多いのではないでしょうか?

もし、複数の取引所を利用していたり、
BTC(ビットコイン)以外の仮想通貨を取引したり、
海外取引所やDeFiまでやっているとなると、
めちゃめちゃ手間も時間かかります。

でも、たとえばコインチェックだけを使って
BTCの積立と現物取引だけをやっていたり、
取引回数も月数回とか少ないのであれば、
計算もすぐに終わります。

カソログ
その意味でも、
投資初心者の方であれば最初はコインチェックだけ使って、
銘柄もBTCに絞って、積立と現物取引するのがおすすめ
です。

税金計算も楽だしね😊

スマホでクリプタクトは使えるの?

スマホでクリプタクトは使えるの?

スマホでクリプタクトの画面は見れますが、
CSVのダウンロードやアップロード、
CSVファイルの編集はかなりきびしいと思います。

なので、安くてもいいので
パソコンがあったほうがいいです。

取引所とAPI連携で履歴を取得。CSVの面倒な操作もカット

API???何それ???
と思う方も多いと思うので、
詳細な解説はここではスキップしますが、

APIの連携をするとしないとで、以下の差があります。

連携なし 自分で各取引所の取引履歴CSVをダウンロードして、
クリプタクトにアップロードする必要アリ
連携あり CSVのダウンロードやアップロードをせずに、
取引履歴の取り込みができる

ただ、すべての取引所で
API連携できるわけではなく、

国内取引所だとZaif
海外取引所だとバイナンス、OKX

などがAPI連携に対応しています。

最初の設定が少しややこしいんだけど、
CSVのダウンロードやアップロードってやっぱり手間だし、

海外取引所を使っているならお分かりかと思いますが、
履歴をダウンロードする方が面倒でややこしいので
連携しておくのがおすすめ
です。

対応取引所は80以上。海外取引所にも対応。DeFiも対応

対応取引所は80以上。海外取引所にも対応。DeFiも対応

クリプタクトは数多くの取引所に対応しています。
2023年1月現在でその数、83

対応取引所を一部ですがご紹介↓

bitbank、bitFlyer、BITPoint、BtcBox、コインチェック、DMM Bitcoin、Fisco、FTX Japan、GMOコイン、Huobi Japan、Liquid、オーケーコイン・ジャパン、楽天ウォレット、SBI VCトレード、Zaif、Binance、Bitfinex、BitMex、Bitstamp、Bybit、Coinbase、Crypto.com、Cryptopia、Deepcoin、FTX、Hotbit、Huobi Global、Kraken、KuCoin、Liqui、OKX、Poloniex、Probit、Trezor

bitFlyerやコインチェック、Zaifなどの
主要な国内取引所はもちろん、
さきほども紹介したバイナンスやOKXなど、
数多くの海外取引所もカバーしています。

また、DeFiや外部ウォレットにも対応しているので、
仮想通貨取引に関するほぼすべての計算ができます。

あと、海外取引所やDeFiまですべて計算しようとしたら
取引件数にもよるけど、料金プランがかなり高額になるので
その点はあらかじめ注意が必要です。

対応取引所及びファイル一覧 | 仮想通貨の損益計算・確定申告ツールならクリプタクト

カソログ
この辺りの話もAPIと同じで、
投資を始めたばかりの初心者さんには、あまり関係ないかも…

なので、今は「へぇー、そうなんだ〜」
くらいで思っておけばOKです😊

ビットコインやイーサリアムなど多数の仮想通貨銘柄に対応

ビットコインやイーサリアムなど多数の仮想通貨銘柄に対応

取引所同様、クリプタクトでは
数多くの仮想通貨銘柄に対応しています。

2023年1月現在の銘柄は14,340

これだけあれば、だいたいカバーできそうだけど、
もし取引履歴に対応済みの銘柄がなくても大丈夫。

自分でカスタムコインを作って登録できるので、
マイナーコインを取引していても安心です。

対応コインリスト | 仮想通貨の損益計算・確定申告ツールならクリプタクト

取引件数や使用取引所に応じた7つの料金プラン

クリプタクトの料金プランは以下の通り。

プラン年額
税込
年間
取引件数
主な機能
無料0円50件まで国内取引所の自動対応
お試しプラン8,800円500件まで国内取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
データ保持
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量50MB
帳票の詳細設定
ライトプラン19,800円5,000件まで国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
データ保持
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量80MB
帳票の詳細設定
スタンダード
プラン
33,000円50,000件まで国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
カスタム取引のサブカテゴリー利用
データ保持
法人評価損益対応
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量80MB
帳票の詳細設定
アドバンスプラン55,000円1,000,000件まで国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
カスタム取引のサブカテゴリー利用
DeFi取引の自動対応
データ保持
法人評価損益対応
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量100MB
帳票の詳細設定
プレミアムプラン110,000円5,000,000件まで国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
カスタム取引のサブカテゴリー利用
DeFi取引の自動対応
データ保持
法人評価損益対応
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量200MB
帳票の詳細設定
億り人プラン220,000円5,000,0001件超国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
カスタム取引のサブカテゴリー利用
DeFi取引の自動対応
データ保持
法人評価損益対応
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量200MB
帳票の詳細設定

※2023年1月時点の情報です

料金プラン | 仮想通貨の損益計算・確定申告ツールならクリプタクト

クリプタクトは無料で使えないの?

クリプタクトは無料で使えないの?

お試しで使うだけなら無料で使えます。

でも、無料プランにはデータ保持機能がなく、
取引履歴一覧のダウンロードできません。

そのため「一回だけのトレードで数百万稼いだ!」
「もう今後、仮想通貨のトレードはしない!」
という方ならお試しで計算してもいいかもだけど、

「実際は取引件数が数百を超える」
「いろんな取引所を使っている」
「来年以降も継続して仮想通貨取引をする」

こんな方がほとんどだと思うので、実際は
8,800円/年間のお試しプランは必要かと思います。

料金は一括払いなの?サブスクリプション?

クリプタクトはアカウント登録し、
無料より上のプランを使うことで、
来年以降もずっとデータを繰り越しながら
使いつづけることができます。

その料金は年に1回支払いをし、
あとは解約するまで毎年自動引き落とし
です。

たとえば、
2022年12月29日に8,800円/年のお試しプランを契約した場合、
2023年12月29日に8,800円が一括で自動引き落とし
2024年12月29日に8,800円が一括で…
という感じです。

なお、プランの乗り換え(アップグレード)は、
現状プランの満期を待ってからになりますが、
差額の支払いをすることで期間途中でも可能です。

料金プランの変更はできますか? – ヘルプページ | 仮想通貨の損益計算・確定申告ツールならクリプタクト

カソログ
ただし、有料プランから無料版への
ダウングレードは期間途中はできないようです。

アップグレードのみ、
期間途中でOK
ということですね。

クリプタクトのおすすめの料金プランはどれ?

クリプタクトのおすすめの料金プランはどれ?

料金プランは先に紹介しました。

でも、どれが自分に最適なプランなのか?
人によって変わるので、いくつかモデルケースを挙げてみます。

最適なプランはどれ?プラン選定のモデルケース

❶コインチェックなど国内取引所オンリーで、取引数も少ない
お試しプランで充分です。
年間8,800円税込の毎年自動更新です。

❷海外取引所(バイナンスなど)を使っている人
海外対応はライトプランからになります。
年間19,800円税込の毎年自動更新。

❸取引回数がめちゃめちゃ多い人
具体的に、500件を超える取引がある人は
ライトプラン以上になります。

ただ、5,001件超でスタンダードプランになるので、
500〜5,000件なら年間19,800円、
5,001件越えなら33,000円税込になるでしょう。

❹DeFiをやる人
無条件でアドバンスプラン以上のプランです。
年間55,000円税込〜。

プラン選定のポイント

上のモデルケースでも触れましたが、
選定のポイントは主に以下の2点です。

  1. 年間の取引件数
  2. 海外取引所やDeFiの使用有無

たとえば、コインチェックだけ使って
BTCの積立と現物取引だけやってる方なら、
料金プランはかなり抑えられます

一方、海外取引所もやっている人は
対応プランがライトプラン以上になるので、
19,800円以上は必要

逆に、年間19,800円以上の利益が出ない人は、
海外取引所は使わないほうがいいし、

55,000円以上の利益を出せなければ、
DeFiとかはやらない方がいいとも言えますね。

「ちょこっと試しにやってみた😊」
レベルでも、いざ損益計算しようとなると
高額な料金プランが必要になる場合もあるので、
その辺りも考えてやってみてください。

ということで、クリプタクトの
最適な料金プランを改めてまとめます。

最適な料金プランはどれ?

  • 今年はじめて仮想通貨取引を始めた人は、お試しプラン(8,800円/年)
  • 取引件数501件以上の人は、ライトプラン(19,800円/年)
  • 海外取引所も使ってる人は、ライトプラン(19,800円/年)以上
  • 取引件数5,001件以上の人は、スタンダードプラン(33,000円/年)以上
  • DeFiもやってる人は、アドバンスプラン(55,000円/年)以上

*あくまでモデルケースなので、最終的にどのプランがベストかは、公式サイトも見ながら判断してください。

クリプタクトとGtax、どっちを使うのがおすすめなの?

競合サービスのGtaxとの比較
別ページでまとめています。

どこを比較すればいいの?どちらがお得なの??
その辺もまとめますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

クリプタクトは仮想通貨初心者さんにおすすめか?

クリプタクトは仮想通貨初心者さんにおすすめか?

この答えは、もちろんYESです。

また、Gtaxとどっちがいいの?だけど、
これは正直どちらでもOK
というのがわたしの正直な感想です。

結局はどの取引所を使かっているか?
取引件数はいくらか?DeFiもやっているか?で
手間も料金も変わる
の点は違いがないので、
やりやすい方を選んでもらっていいと思います。

CSVの操作も最初は面倒だけど、
このブログでも方法を紹介していますし、
慣れればまったく問題はありません。

料金や最適なプランも上でまとめたとおりで、
ほとんどがお試しプランでいけるのではないかな?
と思いますが、取引件数や利用取引所をみながら、
最適なプランを選ぶようにしてください。

カソログ
最後に

今回、いろいろまとめ書いたので、
初心者さんにはちょっと分かりにくくなっちゃったかもです🙇

なので、できる限り分かりやすくなるよう
できる限りリライトを続けていきます。
  • この記事を書いた人
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たか@カソログ

2016年から仮想通貨スタート。仮想通貨バブルの波にことごとく乗り損ね、ガッツリ資産を減らしました。そこから投資や資産運用、トレードを勉強し、現在はコインチェックで1年以上、仮想通貨を積立運用しています。トレードは仮想通貨の現物もやりますが、ドル円・GOLDのFX専門です。

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