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仮想通貨FXのリスクと投資初心者さんはFXをやるべきか?

2022年10月11日

  • 仮想通貨でFXができるんだ
  • レバレッジ2倍??これって儲かるんじゃない?

こんな思いでいざFXをやってみたら…

・・・

今日はそんな仮想通貨初心者さんのために
「FXってやっても良いの?」
「どんなことに気を付けないといけないのか?」

これについて解説します。

※今回は投資初心者の方に向け、
主にFXのリスクを紹介した記事です。

仮想通貨FXの特徴は前回紹介しましたので、
まだ見ていない方はこちらもチェックしてくださいね。

それではいっきましょう❗️

投資初心者さんは仮想通貨FXをやるべきか?その答えはNO

投資初心者さんは仮想通貨FXをやるべきか?

結論を言うと、まったくの投資初心者さんはFXはやらない方がいいです。

仮想通貨を始めたばかりの方はまずは積立。
トレードするなら絶対、現物取引から。

自動でトレードできるサービスもあるけど、
いずれにせよ、いきなりFXから入るのはダメです。

なぜか初心者さんがいきなりFXをやってはいけないのか?

それは、あなたの大切な資産を守るため。

「FXとは何か?」「どんなリスクがあるのか??」
まずはこのあたりが理解できてから始めるべきです。

仮想通貨FXを含めたFX全般のリスク

  • 現物取引と違い、FXは含み損(マイナス)をかかえることもある
  • 仮想通貨はボラティリティが高いので、一瞬で資産がなくなることもある
  • その結果、資金がゼロになることもある
  • 取引所によっては、そこからさらに追加証拠金の支払いを求められることもある

解説します。

現物取引と違い、FXは含み損(マイナス)をかかえることもある

現物取引と違い、FXは含み損(マイナス)をかかえることもある

現物取引だと、仮想通貨を買っても
あなたの判断で売却しない限りは損益は確定しません。

もし、BTC(ビットコイン)を買った後に大暴落しても
資産は目減りしますが、利益確定せずに「ガチホ」することもできます。

やがて上昇トレンドがくれば、そのとき売却をすればOK。

でも、FXだと普通にマイナスを抱えます。
よく聞く「含み損」というやつですね。

「買い」の注文で入って価格が暴落すると、
どんどんマイナス額が膨れ上がります。

「損切り」せずに行くところまでいくと、
自分の資産がなくなる可能性もあります。

通常、マイナス額があまりに大きくなると、
証拠金(口座資金)をもとに取引所が強制決済(ロスカット)するんだけど、
それでも資金がゼロになるリスクはあります。

それがFXです。

カソログ
あとでも解説しますが、
FXは「損切り」を考えてトレードするのが当たり前。

現物取引は価格が下がっても「ガチホ」してればいいので、
この辺りの考え方が大きく違います。

仮想通貨はボラティリティが高いので、一瞬で資産がなくなることもある

仮想通貨はボラティリティが高いので、一瞬で資産がなくなることもある

ボラティリティとは、価格変動の大きさを示す言葉です。
通称「ボラ」とも呼ばれます。

「ボラが高い」とは、価格が非常に大きく上下する状態を指します。
仮想通貨の場合、短時間で価格が一気に動くことも多く、
BTCなんかは下手すると、1時間で10万円近く急落することもある…

「売り」で入れるFXは、暴落時は一見するとチャンス!
…なんだけど、これがFXの怖さでもあります。

わずかな時間で大きな利益になることもある反面、
逆に、一瞬で資産が吹っ飛ぶ可能性もあるということ。

その辺りのリスクも十分に管理できないと、
FXトレードはできません。

取引所によっては追加証拠金を求められることもある

取引所によっては追加証拠金を求められることもある

価格の大暴落時などは、取引所のロスカットが間に合わず、
多額のマイナスを抱えてしまうことがあります。

「そのマイナスを誰が払うのか?」ですが、
取引所によっては追加証拠金という形で
あなた自身が負担しなければならない
場合があります。

追証(おいしょう)
信用取引による売買が成立した後に相場変動による損失額や反対売買による損失額が発生した場合に、顧客が証券会社に対して追加で差し入れる委託保証金のことをいいます。

デリバティブ取引における「追加証拠金」の略で、日々の相場の変動等により証拠金に不足が発生した場合に、追加して差し入れなければならない証拠金のことです。

用語集 | 日本取引所グループ

もし、手持ち資金がゼロにも関わらず、
さらに証拠金の支払いを求められたらどうでしょう?

なんとか資金を工面して支払いするしかないですよね。
(場合によっては、借金しなければならないことも…)

中には、この追加証拠金がゼロの取引所もあるんだけど、
相場状況によってロスカット時に証拠金を上回る損失が出ることもあります。

このように、FXは自分の資産以上の
マイナスを背負い込むリスクが付きまとう
ものなんです。

だからこそ「損切りルールをどうするか?」
「証拠金はいくら用意するか?」「レバレッジはどうするか?」
など、さまざまなトレードルールを決めておかねばならないのです。

そうしないと、自分の大切な資産を守ることができません。

それでも仮想通貨FXをやりたい初心者はどうすればいい?

なんとなくFXのリスクがイメージいただけましたでしょうか?

と言っても、「FXやりたい!」という方はいると思いますので、
「どのように始めればいいか?」を別記事にまとめました。

興味ある方は、こちらもてチェックしてみてください。

・・・

FXのトレードは自己責任です。

「まぁ、大丈夫っしょ(笑)」という感覚でやると、
本当にお金がなくなります…(経験談)

リスクを理解し、しっかりトレードルールも決めてから
始めるようにしてくださいね😊

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たか@カソログ

2016年から仮想通貨スタート。仮想通貨バブルの波にことごとく乗り損ね、ガッツリ資産を減らしました。そこから投資や資産運用、トレードを勉強し、現在はコインチェックで1年以上、仮想通貨を積立運用しています。トレードは仮想通貨の現物もやりますが、ドル円・GOLDのFX専門です。

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