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Zaif暗号資産FXのIFD注文とIFD-OCO注文方法を解説(1)

2022年11月9日

2022年11月、Zaifの暗号資産FXに
IFD注文とIFD-OCO注文が追加
されました。

今回は、仮想通貨投資初心者さん向けに、
IFD注文とIFD-OCO注文とは何か?
具体的にはどうやって注文すればいいのか?

について解説します。

今回はその1回目、IFD注文です。

「これから始めてみたい!」「気になる!」
「どうやればいいの??」と思っている方は、
ぜひチェックしてみてくださいね😊

それではいっきましょう❗️

IFDとIFD-OCOって何?違いは??Zaif暗号資産FXの注文方法まとめ

まずはZaifの暗号資産FXの
注文方法の違いを表にまとめました。

成行 現在のレートで新規注文
指値 レートを指定して新規注文
IFD レートを指定して新規注文+決済(利確または損切)を同時に入れる
IFD-OCO レートを指定して新規注文+決済(利確損切)を同時に入れる

成行、指値は過去の記事でも紹介しましたので、
詳しくは以下の記事もチェックしてください。

Zaifの暗号資産FXの特徴とトレード画面の使い方を解説します

Zaifの暗号資産FXの使い方を全2回にわたって紹介します。 2回目の今回は、暗号資産FXの特徴と、 実際のトレード画面の使い方を解説します。 *テクニカルな話ではなく、画面の操作方法がテーマです。 ...

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ここからはIFD注文について解説していきます。

IFD注文

新規注文と決済(利確または損切)
同時に入れることができる注文法です。

IFD注文出典:Zaif暗号資産FX

「? どういうこと??」
と思う方もいると思うので、
BTCを買う例で図説していきます。

新規注文

Zaifにログイン後、サービスメニューから
暗号資産FXページに進み、

Zaif暗号資産FX

新規注文を入れましょう。

カソログ
新規注文とは「1つ目」の注文のことです。

以前も解説したとおり、FXは新規と決済の2つの注文で1セットです。
ここでは新規を1つ目、決済を2つ目として考えます。

新規注文内容はこのような感じです。

❶注文方法 IFD
❷銘柄 BTC買い
❸新規執行条件 指値
❹新規注文価格 2351230

Zaif暗号資産FX

IFD注文と成行や指値注文との違い

ここまでの新規注文内容を解説すると、
1BTCの価格が2351230まで下がれば
自動で「買い」注文を入れる
というもの。

成行注文だと、
1BCT=2351230に下がるまで待ってから、
自分で注文ボタンをポチらないといけないけど、
IFD注文なら指定の価格で勝手に買ってくれます。

でも、これだけなら
単なる指値注文と同じですよね??

指値注文と違い、IFDなら新規と同時に
2つ目の注文である決済価格も指定できます。

それが、以下の❺決済執行条件❻決済注文価格です。

Zaif暗号資産FX

カソログ
決済執行条件にも指値、逆指値があって
ややこしいんだけど、今回の注文だと
指値:利確
逆指値:損切り

という意味になります。

指値で決済注文

最初に指値(利確)の決済注文を入れてみましょう。

ここまでの注文内容をまとめると以下のようになります。

❶注文方法 IFD
❷銘柄 BTC買い
❸新規執行条件 指値
❹新規注文価格 2351230
❺決済執行条件 指値
❻決済注文価格 2354060

Zaif暗号資産FX

問題なければ注文内容の確認に進むボタンをタップして、

Zaif暗号資産FX

内容確認後に確定ボタンをタップします。

Zaif暗号資産FX

これにて注文完了です。

Zaif暗号資産FX

このあとどうなるか?の流れは以下のとおり。

  1. 1BTC=2351230まで下がれば、1つ目の注文(指値=買い)が入る
  2. 1BTC=2354060まで上がれば、2つ目の注文(指値=売り)が入る
  3. 利益確定(利確)

Zaif暗号資産FX

*取引履歴画面を見る方法はあとの項で解説します。

逆指値で決済注文

今度は逆指値(損切り)で決済してみましょう。

❶注文方法 IFD
❷銘柄 BTC買い
❸新規執行条件 指値
❹新規注文価格 2351230
❺決済執行条件 逆指値
❻決済注文価格 2353000

Zaif暗号資産FX

同じく、こちらも以下の流れで進みます。

  1. 1BTC=2356237まで下がれば、1つ目の注文(指値=買い)が入る
  2. 1BTC=2353000までさらに下がれば、2つ目の注文(逆指値=売り)が入る
  3. 損切り確定(マイナス)

Zaif暗号資産FX

あとはどこで利確するかを決め、
ポジションを消化するようにします。

IFD注文のポイント

従来の指値注文に加えて、
決済注文もできる点が大きな魅力。

損切りラインを決めておきつつ、
安全に利益を伸ばしたい
と思う方には、
便利な注文法じゃないでしょうか。

逆に、指値で注文する場合は
損切りに気をつけましょう。

カソログ
仮想通貨は相場が一気に動いたりするので、
どこで損切りするかをあらかじめ決めて
トレードする方がいいです。

IFD注文の一覧と取引履歴の確認

今回紹介した手順でおこなった注文は、
暗号資産FX画面チャートの右上
注文一覧取引履歴の各リンクからそれぞれ確認できます。

Zaif暗号資産FX

注文一覧は、まだ指値に達していない注文です。
現物取引でいう未約定注文ですね。

Zaif暗号資産FX

取引履歴は、決済まで完了した注文リストです。

Zaif暗号資産FX

・・・

今回の解説はここまでです。

なんとなくIFD注文のイメージが
つかめましたでしょうか?

次の記事では、もう1つのIFD-OCO注文を紹介します。

今回のIFDより、少し画面がややこしくなるけど、
記事を読んでもらえばスムーズに注文できると思います😊

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たか@カソログ

2016年から仮想通貨スタート。仮想通貨バブルの波にことごとく乗り損ね、ガッツリ資産を減らしました。そこから投資や資産運用、トレードを勉強し、現在はコインチェックで1年以上、仮想通貨を積立運用しています。トレードは仮想通貨の現物もやりますが、ドル円・GOLDのFX専門です。

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