仮想通貨 仮想通貨の税金計算と確定申告

Gtaxの料金プランと特徴まとめ - 仮想通貨初心者にもおすすめかも解説(2023年1月版)

2022年10月19日

仮想通貨の税金計算サービス「Gtax」の紹介です。

仮想通貨の売買で一定の利益を上げた人は、
翌年に確定申告をしないといけません。

ですが、仮想通貨の計算はとてもややこしく、
初心者さんでなくてもハードルが高い

そこで、今回紹介するGtaxや
別記事で紹介するクリプタクトを使うことで、
以下のことが簡単にできるのでおすすめです。

Gtaxやクリプタクトを使うメリット

  1. 1年間の仮想通貨の損益が自動計算される
  2. すべての仮想通貨取引履歴一覧を保存できる

ただ、「仮想通貨初心者でもできるの?」「かんたんに操作できるの?」
「費用はいくらかかるの?無料じゃできないの?」

という声も多いと思うので、今回はこれらの疑問に応えつつ、
Gtaxの機能や特徴、最適な料金プランなどを解説します。

Gtaxの機能や特徴まとめ

まずはGtaxの機能や特徴を簡単にまとめます。
*なお、今回の記事はすべてGtaxの個人版のサービスの話です。

Gtaxの機能や特徴まとめ

  1. 取引履歴をアップロードするだけで自動計算。その結果を確定申告書に書くだけ
  2. 対応取引所は70以上。国内海外のだいたいの取引所をカバー
  3. DeFi、ステーキング、レバレッジ取引、エアドロ、ハードフォークなどにも対応
  4. ビットコインやイーサリアムなど15,000以上の通貨にも対応
  5. シンプルな料金プランと、条件次第で無料で使える!

取引履歴をアップロードするだけで自動計算。その結果を確定申告書に書くだけ

取引履歴をアップロードするだけで自動計算。その結果を確定申告書に書くだけ

Gtaxによる仮想通貨の税金計算の流れは以下の通り。

  1. Gtaxにアカウント登録(メアドとパスワードだけで1分で簡単登録)
  2. 仮想通貨の各取引所から、取引履歴をダウンロード
  3. Gtaxに、取引履歴をすべてアップロード
  4. あとはGtaxが自動計算

その年の仮想通貨の取引履歴は、
各取引所からCSVという形式のファイルで
ダウンロードすることができます。

*CSVとは↓エクセルファイルみたいなものです。

取引履歴CSV

Gtaxによる計算の結果、一定の利益があれば、
確定申告書類にその金額を書くだけ。

やることはとってもシンプルです。
特に複雑な作業は必要なし😀

具体的に、どうやって仮想通貨の税金計算をするの?

でも、「どこから取引履歴をダウンロードするの?」
「アップロードって言われても、どうやって操作するか分からない…」

最初は手順がややこしく感じると思うので、
この辺のことは別の記事で解説します。

初心者でもかんたんに使えるの?

毎日のように仮想通貨を売買したり、
コインチェックにbitFlyerにZaifにと
複数の取引所を利用していたり。

ビットコイン以外の仮想通貨を取引したり、
海外取引所やDeFiまでやっているとなると、
正直けっこう手間です。時間もかかります。

でも、取引所はコインチェックだけ
取引回数も月数回とか少ないのであれば、
計算はすぐに終わります。

カソログ
その意味でも、
投資初心者の方であれば最初はコインチェックだけ使って、
銘柄もBTCに絞って、積立と現物取引するのがおすすめ
です。

税金計算も楽だしね😊

Gtaxはスマホでも使えるの?

Gtaxはスマホでも使えるの?

CSVファイルのダウンロードやアップロードは
正直スマホでの操作は難しい…。

なので、パソコンでの作業が望ましいです。
持ってない方は、安いものでいいので1台買っておきましょう。

カソログ
将来的にトレードをガッツリやるなら、
パソコンがあったほうがいいです。

対応取引所は70以上。国内海外のだいたいの取引所をカバー

7対応取引所は70以上。国内海外のだいたいの取引所をカバー

Gtaxに対応している取引所は、2023年1月時点で約70です。

その一部がこちら。

●フリープランで利用可能な対応取引所(一部)

Bitbank、bitFlyer、Bitpoint、BTCBOX、コインチェック、DMMビットコイン、FISCO、GMOコイン、Huobi Japan、Liquid by Quoine、OKCoin Japan、Zaif、楽天ウォレット、Coinbase、

●ライトプランから利用できる対応取引所(一部)

上記の取引所に加えてmBittrex、bybit、FTX、Kraken、Liqui、OKX、BINANCE、Crypto.com

あとで紹介するプランによって
使える取引所が変わってきますが、
国内のメジャーな取引所のほとんどが
フリープランに対応
しています。

海外取引所はライトプラン以上からになるけど、
こちらもbybit、OKX、BINANCEなどの
有名な取引所は対応しているので安心ですね。

対応取引所・ウォレット一覧|仮想通貨の損益計算ソフト Gtax

ビットコインやイーサリアムなど多数の仮想通貨銘柄に対応

ビットコインやイーサリアムなど多数の仮想通貨銘柄に対応

Gtaxで計算できる仮想通貨は、
2023年1月時点で約15,000です。

ビットコインやイーサリアム、
リップルにビットコインキャッシュ、ネムなど、
国内取引所で取引できる通貨はほぼ網羅しています。

初心者の方でマイナーすぎる草コインをいっぱい持ってる…
というケースは少ないかもだけど、この点も心配はないと思います。

取り扱い通貨一覧|仮想通貨の損益計算ソフト Gtax

DeFi、ステーキング、レバレッジ取引、エアドロ、ハードフォークなどにも対応

国内の取引所であっても、特定の仮想通貨を持っていると、
ハードフォークで通貨が増えたりすることがあります。

また、キャンペーンなどでコインがもらえたり、
勝手にエアドロップされたりすることもあるので、
「うれしいんだけど、コレどうやって計算するの?」
という問題もGtaxなら解決
できます。

また、仮想通貨の世界はDeFiやNFTなど
これからますます進化発展していくと言われています。

カソログ
Gtaxはそれら新機能やサービス対応にも積極的だから、
今度も長く安心して利用できると思います😊

料金プランは5つ

Gtaxの料金プランは以下の通り。

プラン費用
税込
年間
取引件数
主な機能
フリープラン0円100件まで国内取引所データ対応
ミニマムプラン8,250円300件まで国内取引所データ対応
ライトプラン16,500円1,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応
ベーシックプラン33,000円30,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応
プレミアムプラン55,000円500,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応

※2023年1月時点の情報です

料金プラン|仮想通貨の損益計算ソフト Gtax | 仮想通貨の確定申告をシンプルに

料金やプランは取引データのアップロード後に決定

Gtaxは、毎年決まった金額を払う定額制ではなく、
年度ごとの計算結果の確認時に料金が確定します。

どういうことか?

詳しくはGtaxの使い方のページで解説しますが、
↓こんなイメージで考えてもらうと分かりやすいかと思います。

  1. 一昨年は500件取引したので「ライトプラン」だった。
  2. 昨年は1,200件だったので「ベーシックプラン」になった。
  3. 今年もまたベーシックプランで支払いかな?と思っていたけど、取引件数が200件にも満たなかったので「ミニマムプラン」を支払うことになった。

定額を毎年、ずっと支払い続けるのではなく、
取引件数に応じた料金を支払う

これがGtaxの料金プランの特徴であり、
競合サービスのクリプタクトと大きく違う点です。

Q,今年度利用しているGtax個人版のプランは、次年度継続して自動で課金されますでしょうか – Gtaxサポートセンター

カソログ
ただし、すでに料金を支払ってしまった後に
プラン変更はできません。


なので、支払いの前にプランと金額を
ちゃんと確認するようにしましょう。

条件次第ではGtaxは無料で使えて確定申告ができる!

Gtaxは無料で使える?

Gtaxはアカウントを作成すれば、基本は無料で使えます。

さて、気になるのは無料でどこまで使えるのか?だけど、

  1. 年間100件未満の取引しかない
  2. 且つ、国内取引所のみ利用している

この条件であれば無料で税金計算ができ、
計算結果のダウンロードも可能
です。

Gtaxの料金は損益計算後に決まる
という話を先ほどしましたが、

もしアップロード件数が80件とかなら
そのまま結果(損益額)が表示され、
👉その金額を確定申告書に書く->計算結果をGETする

これででおしまいです。

クリプタクトにも無料プランがあり、
お試しで損益計算できることはできるんですが、
計算結果のダウンロードやデータの保存はできません。

カソログ
別の記事でクリプタクトとGtaxを比較していますので、
「どちらがいいなかな?」でお悩みの方は、
料金プランの違いもぜひ参考にしてみてください。

どちらがお得?Gtaxとクリプタクトを料金サービスから比較(2023年2月版)

Gtaxとクリプタクトどっちがお得なの? 料金やサービス、使い方に大きな違いはありますか? 初めて確定申告するんですが、Gtaxとクリプタクトのどちらを使えばいい? カソログこの記事では、「仮想通貨を ...

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Gtaxのおすすめの料金プランはどれ?

Gtaxのおすすめの料金プランはどれ?

料金プランは上で紹介したとおりだけど、
どのプランが自分に最適なの?はケースバイケース。

なので、以下にいくつか、モデルケースを挙げてみます。

最適なプランはどれ?プラン選定のモデルケース

❶コインチェックなど国内取引所だけ利用して、取引数も100件未満
フリープランが使えます。
フリープランなので、無料で利用できます。

❶国内取引所のみ利用してるけど、取引数がやや多い(101件〜300件)
ミニマムプランが使えます。
8,250円税込買い切りです。

❷海外取引所(バイナンスなど)も使っている場合
海外対応はライトプラン以上です。
なので、16,500円税込が最低かかります。

❸取引回数がめちゃめちゃ多い人
具体的には1001件を超える取引がある人は
ベーシックプラン以上になります。
33,000円税込買い切りです。

その上は55,000円のプレミアムプランになるけど、
取引件数が30,001件からなので、仮想通貨初心者の方なら
ここまではなかなか到達しないかなと思います。

❹DeFiをやる人
無条件でライトプラン以上のプランです。
それでも16,500円からなので、かなりお得な方じゃないでしょうか。
*ただし、取引件数によってプランは変わります。

プラン選定のポイント

プラン選定のポイント

選定のポイントは主に以下の2点です。

  1. 年間の取引件数
  2. 海外取引所やDeFiの使用有無

去年から仮想通貨取引をはじめ、
コインチェックだけ使っているなら、
料金プランはかなり抑えられます

👉条件によっては無料ですむ場合アリ。

一方、海外取引所もやっている人は
ライトプラン以上が確定なので、
16,500円以上の出費は必要です。

DeFiも同様ですね。

あと、取引件数が1,000件を超えると
30,000件まではプランの区切りがないので、
たとえば1,001件の人と30,000件の人が
同一の利用料金(33,000円)になることもあります。

逆に言うと、
「これから仮想通貨投資を始めよう!」とお考えの人は、
プランから逆算して年間の取引件数はいくらがベストk?
海外取引所やDeFiは使うべきか?を決めるてもいいかもですね。

最後にGtaxの最適な料金プランをまとめます。

Gtaxの最適な料金プランはどれ?

  • 取引件数100件未満で国内取引所しか使わない人は、フリープラン(無料)
  • 国内取引所しか使わない人で、取引件数300件までの人は、ミニマムプラン(8,250円)
  • 海外取引所やDeFiもやっている人は、ライトプラン(16,500円)以上
  • 取引件数1,001件以上の人は、ベーシックプラン(33,000円)以上

*あくまでモデルケースなので、最終的にどのプランがベストかは、公式サイトも見ながら判断してください。

そのほか、Gtaxの注目すべき機能について

そのほか、Gtaxの注目すべき機能について

他社からのサービス乗り換えにも対応

仮想通貨の計算は、いままでの通算損益も必要だから、
サービス乗り換えって実はかなり面倒です。

でも、例えばいままでクリプタクトを使っていたけど、
今年はGtaxに乗り換えたい!

こんな場合も大丈夫ということ。

具体的には、Gtaxには期首残高の登録機能があるので、
クリプタクトで計算した昨年の損益結果、
あるいは税理士さんに出してもらった計算結果をもとに
引き継いで使うことができるという訳わけ。

*具体的はやり方は、Gtaxの使い方の記事で解説します。

昨年から始めたばかりの初心者さんには
あまり関係ない話かもですね。

でも、なんでもそうだと思うけど、長年続ける上で
乗り換え」ってけっこう重要な機能です。

「Gtax気になるんだけど…」
「やってみよかな?どうしようかな?」
って思うときに、期首残高入れるだけで操作できるので、
乗り換えを検討されている方にもおすすめです。


クリプタクトとGtax、どっちを使うのがおすすめなの?

競合サービスのクリプタクトとの比較
別ページでまとめています。

どこを比較すればいいの?どちらがお得なの??
その辺もまとめますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

👉条件次第では、クリプタクトより
Gtaxの方がお得になる場合もあるので要チェックです!

Gtaxは仮想通貨初心者さんにおすすめか?

Gtaxは仮想通貨初心者さんにおすすめか?

もちろんおすすめです。

クリプタクトと違ってAPIとかないので
取引履歴をアップロードするだけのシンプル操作。

Gtaxの画面は導線もすっきりしているから、
初心者さんでもかなり使いやすい方だと思います。

なにより、条件次第で無料で使える場合もあるので
これはかなり大きいポイントじゃないかな。

無料で計算できるんなら、
「今年から仮想通貨取引所を試しにやってみた」
という人にも手軽の始められるサービスだと思います。

また、Gtaxは取引履歴をアップロードして
計算結果を確認する際に費用もプランが決まるので、
定額制でないというところも
始めやすい理由のひとつ。

昨年から仮想通貨を始めたけど、
「確定申告どうしよう…困ったな…」とお悩みの方は
まずは試しにやってみてはいかがでしょうか?

カソログ
最後に

今回、いろいろまとめ書いたので、
初心者さんにはちょっと分かりにくくなっちゃったかもです🙇

なので、できる限り分かりやすくなるよう
できる限りリライトを続けていきます。
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たか@カソログ

2016年から仮想通貨スタート。仮想通貨バブルの波にことごとく乗り損ね、ガッツリ資産を減らしました。そこから投資や資産運用、トレードを勉強し、現在はコインチェックで1年以上、仮想通貨を積立運用しています。トレードは仮想通貨の現物もやりますが、ドル円・GOLDのFX専門です。

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